自民党

山下雄平参議院議員

山下雄平
3月9日(木)参院法務委員会で質問に立ちました。


今回は「土地の未登記問題」「介護分野の外国人技能実習」「諫早湾干拓潮受け堤防の開門訴訟」をテーマにしました。 相続登記がなされなかったために土地の所有者が分からなくなったり、空き家になったり土地の利用ができなくなったりする所が増えています。

所有者不明の土地には、家庭裁判所に申し立てて財産管理人を選任し、最終的に国有地に編入する仕組みがあります。今日の委員会で、国に移管された件数を財務省に聞いたところ、年40件弱に過ぎませんでした。売却して現金化して国庫に入れるよう財務省が指導する場合もあるので、なかなか売れずに宙ぶらり状態となっている案件が多数あるかもしれません。 家裁への申し立てには予納金というお金を求められるため、申し立てを躊躇している例も少なくないと思います。 何より問題なのはそうした実態を把握している役所が今の日本にはないということです。 登記はあくまで土地の権利者が自らの権利を守るための制度で、土地の所有者情報を政府として一元的に管理・調査する制度はありません。

今回の質問を通じて土地に関する制度を抜本的に見直す必要があるという思いを強くしました。 土地の未登記問題の次は、介護における外国人技能実習制度について取り上げました。 先の国会で法律が成立しましたが外国人実習性の日本語能力を不安視する声が上がっています。 質問では、入国1年後の日本語能力をどのような方法で測るのか、能力向上をどう支援していくのか、制度の詳細を詰めました。私の懸念が杞憂に終わるように今後も注意深く見守っていきたいと思います。 質問の最後では、諫早湾堤防の開門訴訟について聞きました。 昨日今日の新聞で、農林水産省が開門を求める漁業者の説得のための想定問答を作成し、漁協幹部に提示していたと報じています。事実関係を様々な角度で質しましたが、農水省は「答えられない」の一点張り。そのスタンスのままでは政府への不信感が強まり、余計に解決を遅らせるのではないかとの懸念を政府側に伝えました。 ■審議の内容は以下のページでご覧になれます。
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2017年3月13日 月曜日
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