5月11日参議院法務委員会参考人質疑で質問致しました。
昨日の参議院ODA特別委員会に続き、今日は民法改正案を審議している参議院法務委員会で質問しました。
午前と午後の2度の参考人質疑で
・日本の新しい民法を国際社会の規範として発信していく意義(午前)
・今回の債権分野以外に民法を見直すべき点(午前)
・個人保証の制限と融資環境の整備とのバランス(午後)
・契約・約款と信義則の関係(午後)
といった点に関して、有識者の方々にご意見を伺いました。
■質疑の映像は以下でご覧になれます。
(午前)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=29766&type=recorded
(午後)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=29777&type=recorded
2017年5月15日 月曜日
5月10日参議院ODA特別委員会で団長として調査内容を報告しました。
今年1月に参議院から派遣されてウズベキスタンを訪問し、ODA事業を調査したことに関して、今日の参議院ODA特別委員会で団長として調査内容を報告しました。
日本がウズベキスタンで行っている、発電施設や農業、教育などの支援事業の評価・課題を説明しました。
■質問の様子は以下でご覧になれます。
山下雄平と検索し御覧ください。
(44分04秒~)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=29720&type=recorded
(スマホ・タブレット用)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/sp/index.php
4月13日(木)参院法務委員会で質問に立ちました。
参議院法務委員会で質問に立ちました。
先月の春場所での照ノ富士の取り組みで「モンゴルに帰れ」などと差別的なヤジがあったことに触れながら、人権問題を取り上げました。
中学生人権作文の佐賀大会で表彰された鳥栖市の香楠中学3年生(当時)と唐津市の早稲田佐賀中学1年生(当時)の作品を紹介し、人権意識の醸成の大切さを訴えました。
また、政府としてもう少し工夫した取り組みができないものか所見を述べました。
■質問の様子は以下でご覧になれます。
山下雄平と検索し御覧ください。
(17分00秒~)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
(スマホ・タブレット用)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/sp/index.php
2017年4月17日 月曜日
4月11日(火)参院法務委員会で質問に立ちました。
今日は裁判所職員の定員法案という、なかなか渋い法案で質問の機会が回ってきました。
裁判所職員の定数は法律で決まっているので、毎年度の職員の増減に合わせて法改正しなければなりません。近年は裁判官を増やして、それ以外の職員を減らすことでトータルとしての職員数を減らす形になっています。
裁判になる事件の複雑化や審理日数の短縮化のために裁判官を増加させていっています。
一方、ドライバーや清掃、守衛といった技能労務職員と速記官は新規採用をやめているので、定年で退職者が出る分だけ職員定数が減る仕組みになっています。技能労務職員と速記官の数はどんどん減り、いずれいなくなります。
このままの傾向が続くと、減らす定員より増やす定員の方が多くなる(全体の職員定数増える)時がやってきます。
裁判所(司法)は行政から独立しているので、内閣が作成している職員数の合理化方針に従う義務はありません。定員数を自律的に管理しているからこそ、裁判所として中長期の人事の採用計画、定員管理の方針を国民に示すべきではないか、といった問題意識で質問しました。
■質問の様子は以下でご覧になれます。
山下雄平と検索し御覧ください。
(1分50秒~)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
(スマホ・タブレット用)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/sp/index.php
明後日も質問に立ちます。明後日は佐賀県内の中学生の人権作文を題材に、人権問題を考えたいと思います。
3月9日(木)参院法務委員会で質問に立ちました。
今回は「土地の未登記問題」「介護分野の外国人技能実習」「諫早湾干拓潮受け堤防の開門訴訟」をテーマにしました。
相続登記がなされなかったために土地の所有者が分からなくなったり、空き家になったり土地の利用ができなくなったりする所が増えています。
所有者不明の土地には、家庭裁判所に申し立てて財産管理人を選任し、最終的に国有地に編入する仕組みがあります。今日の委員会で、国に移管された件数を財務省に聞いたところ、年40件弱に過ぎませんでした。売却して現金化して国庫に入れるよう財務省が指導する場合もあるので、なかなか売れずに宙ぶらり状態となっている案件が多数あるかもしれません。
家裁への申し立てには予納金というお金を求められるため、申し立てを躊躇している例も少なくないと思います。
何より問題なのはそうした実態を把握している役所が今の日本にはないということです。
登記はあくまで土地の権利者が自らの権利を守るための制度で、土地の所有者情報を政府として一元的に管理・調査する制度はありません。
今回の質問を通じて土地に関する制度を抜本的に見直す必要があるという思いを強くしました。
土地の未登記問題の次は、介護における外国人技能実習制度について取り上げました。
先の国会で法律が成立しましたが外国人実習性の日本語能力を不安視する声が上がっています。
質問では、入国1年後の日本語能力をどのような方法で測るのか、能力向上をどう支援していくのか、制度の詳細を詰めました。私の懸念が杞憂に終わるように今後も注意深く見守っていきたいと思います。
質問の最後では、諫早湾堤防の開門訴訟について聞きました。
昨日今日の新聞で、農林水産省が開門を求める漁業者の説得のための想定問答を作成し、漁協幹部に提示していたと報じています。事実関係を様々な角度で質しましたが、農水省は「答えられない」の一点張り。そのスタンスのままでは政府への不信感が強まり、余計に解決を遅らせるのではないかとの懸念を政府側に伝えました。
■審議の内容は以下のページでご覧になれます。
山下雄平と検索し御覧ください。
(1分50秒~)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
(スマホ・タブレット用)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/sp/index.php
2017年3月13日 月曜日